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国立長寿医療研究センター(NCGG)

プロフィール

国立長寿医療研究センター(NCGG)

所属:
メディカルゲノムセンター
 
役職:
センター長
 
代表者または代表研究者:
新飯田 俊平
 
関連ホームページURL:
http://www.ncgg.go.jp/mgc/biobank/

本研究で分担する課題と具体的な取り組み、保有技術について紹介

 歳を取るとともに誰もが感じる“もの忘れ”。しかしそれは、加齢にともなう“自然な” もの忘れの中に潜む、“病的な” もの忘れかもしれません。認知症の一症状である“病的な” もの忘れが出始めたばかりの初期段階では、“自然な” もの忘れとの区別が付きにくく、しばしば病気のはじまりが見過ごされています。たとえばアルツハイマー病は、もの忘れを初期症状とし、進行性に脳の機能が衰えていく病気です。
 
 アルツハイマー病は認知症の原因として最も多いもので、その患者数は社会の高齢化を反映し増加の一途をたどっています。アルツハイマー病はひとたび進行すると根本的な治療はなく、現在のところ頼るべき治療法は限られています。またアルツハイマー病をはじめ、認知症の確定診断は難しく、一般的にはMRIやPET検査による脳画像や、多項目にわたる認知機能検査、脊椎穿刺によって採取した髄液中のバイオマーカーから総合的に判断され、最終診断を得るまでには長い期間を要します。認知症も癌と同様に、早期に発見し、早期に治療を開始することが最大限の治療効果をもたらします。

 バイオバンクには、国立長寿医療研究センターの「もの忘れ外来」に来院された患者様のご協力により、年間約1,000検体の血液が保管されます。また人間ドッグを受検する一般高齢者の方々からも血液の提供を頂いています。各検体は個人が特定されないよう徹底された匿名化システムにより管理され、これまで多くの研究機関に分譲した実績があります。当センターは、この豊富な試料と付随する臨床情報を活用し、病院の専門医の先生方とともに認知症のタイプを区別するmiRNAマーカーの探索を担当いたします。「最近、もの忘れが多いな」と気づいた時に、血液検査で認知症のタイプが推定できること、それが私たちの目標です。

本研究で使用する設備等の紹介

次世代型シーケンサー

関連論文・関連発表、受賞歴等

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