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九州大学(共同研究)

九州大学病院

所属:
別府病院
 
役職:
教授
 
代表者または代表研究者:
三森 功士
 
関連ホームページURL:
http://www.beppu.hosp.kyushu-u.ac.jp/geka/

本研究で分担する課題と具体的な取り組み、保有技術について紹介

本研究で分担する課題:胃癌、食道癌の早期診断、その前癌状態での発見を目的としたバイオマーカーとしての血液中マイクロRNAの探索と機能解析

具体的な取り組み:胃癌、食道癌は診断、治療の進歩により治療成績は向上していますが、進行した状態で発見された場合では依然として予後不良です。したがって早期診断が必要です。現在、早期診断を目的として上部消化管造影検査や上部消化管内視鏡検査などが行われていますが、その侵襲は無視できるものではありません。より簡便で繰り返し行うことができる高感度な血液中のバイオマーカー(ある疾病の存在や進行度をその濃度に反映し、血液中に測定されるタンパク質等の指標)の同定が望まれています。胃におけるヘリコバクターピロリ菌感染による慢性炎症により引き起こされる萎縮性胃炎・腸上皮化生。食道における軽異型度上皮内腫瘍は発癌する前の高リスク状態と位置づけられ、前癌状態と呼ばれています。癌の早期診断に繋がる前癌状態での発見には上部消化管内視鏡検査が必須でありますし、前癌状態を有する方は、上部消化管内視鏡検査など入念なフォローアップが必要となります。

血液中のマイクロRNAは癌などの疾病に伴って変動することが知られており、バイオマーカーとしての可能性が注目されています。われわれは、本マイクロRNAプロジェクトにおいて、胃癌、食道癌の早期診断のみならず、その前癌状態でのマイクロRNAの変動を捉えることにより血液検査による癌の超早期発見、経過観察が必要なハイリスク群の囲い込みを可能にします。また、マイクロRNAの機能を解析することで、胃癌・食道癌の新たな発生機序を明らかにすることも目的としています。

関連論文・関連発表、受賞履歴等

1. Contrasting expression patterns of histone mRNA and microRNA 760 in patients with gastric cancer. Clin Cancer Res. 2013 Dec 1;19(23):6438-49
 
2. EGFR gets in the way of microRNA biogenesis. Cell Res. 2013 Oct;23(10):1157-8.
 
3. Downregulation of miR-144 is associated with colorectal cancer progression via activation of mTOR signaling pathway. Carcinogenesis. 2012 Dec;33(12):2391-7
 
4. Clinical significance of miR-144-ZFX axis in disseminated tumour cells in bone marrow in gastric cancer cases. Br J Cancer. 2012 Oct 9;107(8):1345-53
 
5. Microarray analysis of colorectal cancer stromal tissue reveals upregulation of two oncogenic miRNA clusters. Clin Cancer Res. 2012 Jun 1;18(11):3054-7
 
6. Clinical significance of miR-146a in gastric cancer cases. Clin Cancer Res. 2011 Jul 1;17(13):4277-84.

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